かの大戦争時代に作られたコンバットロボット。
当事の戦争法第9条の規定に基づき、「敵の人生の最後に良い思い出を」というコンセプトで可愛らしい容姿で作られた・・・・はずだったのだが、開発者が何かを激しく勘違いして、「非暴力不服従」をモットーに作られてしまったのだとか。
一応戦闘用なので防御のため装甲はTKK(トテモ・カタイ・キンゾク)で覆われており、例の法律第6条の規定に基づきエネルギー源はKDG(コウガイヲ・ダサナイ・ガス)を使っている。
背中についているものは本来バズーカであったが、戦わないため移動用ジェットに改造されたもの。
ただ、すぐバランスを崩すため実際には移動用としても使われることはない。
愛嬌のある姿と楽しい会話シミュレーションと、いざというときに見せる頑固さが一部のファンの心をつかみ、ささやかな人気となっている。
愛夢という名は、「戦場に愛を、平和に夢を」からつけられたものだといわれることがあるが、本当のファンならばそれが俗説で、真相は、会話シミュレーションの第一声「I'm a ROBOT.」の「アイム」の単なる当て字だということを知っている。