アイスクリームのうた

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読みあいすくりーむのうた
表記ゆれ
  • アイスクリームの歌
  • アイスクリームの唄
作詞
  • 佐藤義美
作曲
  • 服部公一
編曲
  • 佐藤由理
カテゴリ

説明

夏に親しまれている童謡。
ドリーミングが歌ったものが映画『きらめけ!アイスの国のバニラ姫』の挿入歌として使われている。
CDへの収録はばいきんまんドキンちゃんが歌ったもののほうが多い。

歌詞について

歌詞の内容としては、アイスクリームのおいしさ、アイスクリームを食べる喜びを、子供に理解しやすい範囲で語彙を尽くして饒舌に語り尽くすアイスながらも熱い歌。

まず歌い出しから、「お伽噺の王子でも」「お伽噺の王女でも」と、高貴な非実在仮想敵を持ち出して、アイスクリームを食べられることそれ自体を堂々と勝ち誇る。
もし非実在ではなく、「お友達」みたいな実在を用いてしまうと、相手がアイスクリームより良いものを食べていれば負けてしまうし、勝てば人間関係にひびが入りかねない。
誰も傷つけずに、誰にも傷つけられずに、小さな自尊心を最大に満たすためには、仮想敵は大きく強く、それでいて存在しない存在でなければならないのだ。
それこそが、お伽噺の王子・王女だったのだ。
そして、「召し上がる」という尊敬語を自分自身に対して使う尊大表現で、王子・王女に勝っていることをダメ押しで決定付ける。

続いて、スプーンで掬って舌に乗せる様子を擬音語・擬態語を交えて歌い上げる。
抽象表現に振り切った歌い出しから一転、食べる自分の様子を具体的に表現している。

そして、その感想を、擬音を交えて音楽隊の演奏になぞらえつつ語る。
最初は物質的・外面的に、段階的に心理的・内面的な表現へ進みながら。
冷たいね、と温度表現。
甘いね、と味覚表現。
美味しいね、味覚に伴う心理表現。
最後には、楽しいね、と味覚にとらわれない上位概念の心理表現で締めくくる。

このように、誰にもマウントを取らないでマウントを取りつつ、肉体感覚から心理面に至るまでの幸福を歌い上げた熱い歌なのだ。

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アンパンマンとはじめよう! きせつのうたをうたおう サンサン なつだよ
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