純粋なパズル

見たらわかると思いますが、このゲームには、最近のパズルゲームによくあるキャラクター性というものがほとんどありません。
パズルゲームにキャラクターというものは、元々必要ありませんでした。
それではなぜパズルゲームにキャラクターがつくのかというと、それは、画面を一目見たときにインパクトがないからなのです。
それはつまり、市販のゲームならば、売れないということ。
画面のインパクトとは関係なしにゲーム本来のよさをわかってもらえる人にしか手にとってもらえないということ。
しかし、このゲームはフリーソフトなのです。
誰が手に入れようと入れまいと、私に収入は入らないのです。
そして、わからない人がやって嫌な思いをするより、わかる人だけがやって確実に喜んでもらえたほうが嬉しいのです。
また、スペック上の問題もありました。
実は最初、半分冗談で知り合いにお前のキャラクターを使ってみようかと持ちかけたことがあったのですが、キャラクターを動かすために処理落ちがあったりしてはいけないし、そもそもキャラクターを入れる場所すらなかったので、この提案は自然消滅してしまったのです。
処理落ちについては、最近のコンピュータだとわりかし余裕があるので問題がなさそうだったのですが、やはり場所というのが最大の問題でした。
パネルはほぼ画面いっぱいに出るし、残った小さいスペースは得点やプレイ時間などの情報で埋められ、キャラクターの入る余地はほとんど無かったのです。
それでも無理をすれば入れられないことは無かったのかもしれませんが、何かするごとにキャラクターが動くのが見えて気が散ってしまうというのも嫌だったので結局キャラクターを入れることにはならなかったわけです。

じゃあキャラクターの出ないゲームとして、純粋なパズルゲームとしてはどのようなことを目指していくべきか。
それを、これから書いていくわけで、つまり、書きかけです。