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その後のメテオンもどき

終わったらどうするか

とりあえず、2007年12月31日が終了した時点でゲーム本体は使用できないようにしようかと思っています。
問い合わせの返答にも書いてあるとおり、『メテオス』シリーズのルールに可能な限り忠実に従ったこの「メテオンもどき」というゲームは、『メテオス』というシリーズが存続する限り『メテオス』シリーズの権利者の権利を侵害していることになります。
ですが、皆様からお寄せいただいた様々なオリジナル惑星のアイディア、つまり惑星パラメータに関しては、『メテオス』制作スタッフによる創作部分はないはずなので、残す方針でいます。
ただし、公式なメテオスシリーズに登場した惑星やその派生惑星は、もともと開発元に著作権があるはずなので、不本意ながら、削除対象となります。

じゃあ、プレイできないのにデータなんか残して何か意味があるのか。
そう疑問をもたれるかもしれません。
理由は簡単、もったいないからです。
で、せっかく残すことにしたこのデータ、もったいないからどうするのかというと、メテオス風画像ジェネレータに通して、いかにもメテオスをプレイしているかのような画像を作り出すのです。
これ、問題にならないのかということですが、ゲームってものは誰かがプレイしてなんぼのものですし、自動生成とはいえ、絵を描いて見せることがトラブルの要因となることはほぼありえないと考えられるからです。

メテオスプレイ中っぽい画像
こんなのまで規制されちゃファンサイトは全滅である。

要するに

  1. メテオンもどきはプレイできなくなる。
  2. プレイはできないがそれっぽい画面を見ることはできる。
  3. 投稿されたデータは原則として残る。
  4. 原作由来の惑星は削除される。

メテオンもどき作者の気持ち

実は、もともとアキタラヤメル企画のひとつとして始まった企画ですので、はじめからやめる気満々の運営でした。
なので、公開中止となってもそれほど、少なくとも本家メテオスオンラインが終了したときよりはショックはありませんでした。
むしろプレイしてくれたユーザーの皆さんのほうが、本家メテオスオンライン終了の後にもどきまで!ということでダメージが大きかったんじゃないでしょうか。
だいいち公開をやめても私の手元にはゲーム本体が残るわけですしね。

許可をくれなかったQに対してですが、こちらについても、感謝することはあっても恨む気持ちは全くないです。
それよりもメテオスオンラインが終了したときと同じように、周りのユーザー(一部ではありますが)の発する心無い言葉のほうがずっと残念でした。
そりゃ確かに、悲しむ気持ちや寂しい気持ちが怒りへと方向転換するのもわからなくはないんですけどね…。
そもそも許可を求める問い合わせをしたのもダメもとであって、無視されるかダメと即答されるかしかないと思っていました。
それでも少しでも可能性があるならと、内緒でやって見つかったときに大きな問題になるのは嫌だからと、そう思ってこちらから話を持ちかけたのです。
ところが実際の対応は無視でも即答でもなく、何ヶ月も掛けてしっかりと権利関係のことを調べてくださっていたわけです。
確かにメテオスオンラインサポートは対応が遅いことはあったけど、まさかメテオスオンライン担当者どころか法務担当者にまで確認していたために遅くなっていたとは思いませんでした。
もちろん、本来の遅さ+何もしていなかった時期というのがその何ヶ月かの間にあったんでしょうけど、サービス終了してもちゃんと返事をくれたことが嬉しかったです。

本家のメテオスに関してもですね、DS版では自分がDSを買って、持ってる人に頼んで、自分側でも受け取る準備をして、そこからさらに時間を掛けてダウンロードしないと無料でメテオスはプレイできなかったわけです。
それでいてプレイできる惑星はせいぜい多くて4個、しかも体験版がある限りそのDSではほかのゲームはプレイできないときたもんです。 まあ、DSとPCを比べるのは間違ってると思いますけど、メテオスオンラインは、家にいながらにして、誰にも迷惑をかけず、びっくりするような画質で、15個もの無料惑星で遊ぶことができたわけです。
結果としてその採算を度外視したとしか思えないサービス振りで自滅したようなものでしたが、ユーザーの私としては、約10ヶ月間贅沢すぎる無料版を楽しめたんですから、もう、Qに対して文句はないです。
課金ユーザーなら、まあ、文句言っても仕方ないと思うけど、無料ユーザーの私が文句言っちゃ贅沢の言い過ぎってものです。
それでもちゃっかり要望は出しちゃうんですけどね。