1.何はともあれアプレット!

MIDIを作れるJavaアプレットを作っているのだ。

なんでJavaアプレットを使うのか

正直なことを言えば、お絵描き掲示板でもJavaアプレットだったからである。
Javaアプレット以外にも選択肢がなかったわけではない。
CGIとか、FLASHとか、ActiveXとか。
CGIは、音が出せないし、いろんな操作をされたらそのままサーバーの負荷として跳ね返ってくるので今回は問題外。
完成したMIDIを管理するほうに使うのでここでは扱わない。
FLASHは、いろんなことができそうだけど、開発環境がうちにはない。
MIDIが扱えるかどうかも知らないし、これひとつのために作成ソフトを買うのも気が引けるし、ということで却下。
ActiveXはインストールが必要なので却下。
どうせインストールするんならもっとしっかりしたソフトをインストールしてアップローダで投稿すればいい。
Javaの場合、仮想マシンさえ入っていれば動くだろうし、開発環境も、eclipseというなかなかいいものがあるので、そういう面でもJavaアプレットを選ぶ意味はあったと思う。

アプレットなんだからAppletクラスを

いちいちeclipseの使い方やJavaの文法なんて解説しない。
ちなみにJavaのバージョンは今回1.4。
今回、以前にVC++6のMFCアプリケーションウィザードで見たドキュメント/ビューアーキテクチャというのを思い出したので、そのやりかたを使ってみることにした。
MIDIAppletというクラスをAppletを継承して作り、そのメンバとしてMIDIDocumentとMIDIViewというのを入れてみる。
MIDIAppletクラスは親玉であり、MIDIDocumentとMIDIViewを管理する役割。多分。
MIDIDocumentはデータを格納したりいぢくったり保存したりする。多分。
MIDIViewは、派生クラスで楽譜を表示したりMIDIを演奏したりする。多分。
もしかしたらドキュメント/ビューアーキテクチャというのを勘違いしているかもしれないけど多分うまくいく。
うまくいかなかったら多分私の根性が足りなかっただけだ。

一応実際に書いたコードがここにある。
たいしたことをやったわけではないが全くしていないわけでもないといいたかっただけである。
何をするわけでもない3つのクラス(1.34kilobyte)
一応断っておくと、まだまだ音を鳴らすことはできない。
できないことはないが、時期尚早なのである。

要点

続く