劇場版第33作
ドロリンとバケ〜るカーニバル

アニメ「それいけ!アンパンマン」の情報を掲載している非公式のファンサイトです。
基本的にあらすじでは結末まで記述していますのでネタバレにはご注意ください。
(設定)

日付
区分劇場版第33作
監督
脚本
  • 葛原秀治
シリーズ
主要キャラ
関わったキャラ
その他登場キャラ
舞台となる場所
行われた行事
  • サマーコンサート
  • バケールカーニバル
登場した乗り物
登場した食べ物
  • ポップコーン
使われた道具
  • まっくろマント
使用曲
変装
変身
オープニング曲
エンディング曲

劇場版最新作のネタバレが全面的に含まれます。また、繰り返し視聴が困難なため、誤りや記述不足がある程度含まれる可能性があります。

笑うっていいですよ

あらすじ

今日はオバケたちが楽しい変身を披露するバケールカーニバル。
しかし変身が苦手なドロリンは面白くない。
みんなを笑顔にするために変身しようという町長の言葉も届かず、逃げ出してしまう。
そこへ通りかかったのが、迷子になったクリームパンダ。
ドロリンは、世界一の変身パワーを持つまっくろマントを手に入れるため、クリームパンダを連れておぞましの森に出発する。
それを知ったばいきんまんは、先回りしてまっくろマントを手に入れる。

(この先、ストーリーに関するネタバレが含まれます)

ばいきんまんが変身能力を悪用してみんなを苦しめる中、ドロリンの無事に安堵の笑みを見せる友達を見て、ドロリンは自分に何が必要だったのかを悟る。
意を決して再度変身すると、見事に成功。
みんなと力を合わせ、ばいきんまんを撃退する。

その後、バケールカーニバルが再開され、ドロリンも一緒に楽しんだ。

解説・感想

冒頭はここ数年定番となっている歌とダンスパート。
ただ、バケールカーニバルとは無関係のサマーコンサートのため、テーマソングの『おばけなんてないさ』は流れない。
チーズも歌おうとしたが、妨害のため実現することはなかった。
ばいきんまんが来たら即座にアンパンマンを呼ばれたため、ばいきんまんは歌っていない*1

今回の映画も、プレゼントキャンペーンがある(https://anpan-movie.com/2022/kitemite/)。
本編を見ていれば決して難しくはないが、問題文はしっかり読んで間違えないようにしよう。
答は2文字じゃないからね!

冒頭にも書いたが、テーマ曲は『おばけなんてないさ』、オバケタウンの人々全否定ソングである。
まあ、オバケタウンで流す以上、「ないわけない」のはどう見たって明白なので、ある種おばけなりのジョークなのかもしれない。
そんなわけで、歌詞とストーリーのリンクも特になかった。

(この先、ストーリーに関するネタバレが含まれます)

今回、ドロリンの旅路に同行したのはクリームパンダとホラーマン。
クリームパンダは、ドロリンの変身が見たいといったから連れてこられた形。
ホラーマンの方はというと、ドキンちゃんに殴られて飛んできた先がたまたま二人のいる場所ピンポイントだった。
クリームパンダはともかくホラーマンはほとんど脈絡なく合流したわけだが、「まあホラーマンだしな…」で許される雰囲気があるのはホラーマンならでは。
クリームパンダはいつものように折れることのない向上心で励まし、ホラーマンは持ち前の明るさと気楽さで笑顔を伝えた。

ドロリンが変身のためやっていた訓練は、筋トレと座学。意外と地道だった。
座学もやっていたんなら精神性も学んでいてほしかったものだが、見ていたのはまっくろマントのページだった。

ドロリンは、変身がうまい皆を妬んでいたずらを繰り返す、結構な問題児。
もしもドロリンの方がまっくろマントを手に入れていたら、変身がうまくできるようになって満足…するだけで済んだのだろうか。
もともと変身の素質がある分、ばいきんまんより大変なことになっていたかもしれない。

オバケ達の変身は、基本的には自分の大きさとある程度近いものになれる。
姿をまねるだけでなく、そのものが持つ能力もコピーする結構本格的な変身。
自分の大きさを大きく超えるものは、複数人で合体して実現する。
ドロリンがうまくいかないポイントはサイズだったから、非協力的な態度じゃなけりゃ合体変身で望み通りの姿になれてたんじゃないだろうか。

ばいきんまんの変身は過去にテレビシリーズや映画で登場したボス格のキャラクターたちと、まっくろマントの本来の持ち主のまっくろ魔王。
もちろんばいきんまんの変身でも能力は発動する。
ばいきんまんの逆襲』のときのばいきん大魔王みたいな姿にもなったが、別に精神を乗っ取られたりはしなかった。

オバケ達やばいきんまんが自発的に変身しまくる都合か、今回は強制変身はなかった。
それに近いのと言えば、バイキン氷の女王の氷漬け(町民)と、バイキン化石の魔王の化石化(カレーパンマン、しょくぱんまん、メロンパンナ)ぐらいか。
氷漬けの解除は、ドラゴン化ドロリンによる火炎放射。よくみんな無事だったな。

終盤のバトルでは、BGMとして『アンパンマンのマーチ』が流れる。
オバケ否定ソングをクライマックスで流すわけにはいかないという事情を差し引いても、終盤で主題歌が流れる展開は胸が熱くなるものだ。

途中で襲いかかってきたオバケコウモリは、集団で合体巨大化して、音波攻撃をしてくる。本当に単なる音波のようで、直撃してもあまりダメージはない。
オバケ大木は、ポケモンでいうところのオーロットみたいな姿。

カーニバルには、たくさんの人に招待状が届いていて、ホラーマンもその一人。
グループに一通で届けられていたようなので、おそらくホラーマンについてきたばいきんまんとドキンちゃんも正式な招待客。
そのためか、騒動が終わった後も、ばいきんまんたちもカーニバルを楽しんでいた。
ドキンちゃんに至っては、何も悪さをしていなかったので、変装する必要すらなかったような気がする。

その他気になったこと

  • ポスターにいたピエロばいきんまん&ドキンちゃん結局なかったな。
  • ネコ美とクマ太にもセリフあったようだけどわからなかった。アンパンマン呼ぶ時か?
  • カレーパンチとショクパンチもすなおとこ形態に向けて放っていた気がするけど記憶が曖昧。

みんなのタグ

コメント

  • 声の出演のバタコさんは?いつになったら書きますか?
  • あとキャラクターのドロリンの画像もお願いします。ただ僕は見ていませんが......
  • シリーズの分類に「喧嘩と仲直り」を入れてください。
  • ドキンちゃんは氷漬けにされましたね
  • 回想シーンで一瞬だけですが、魔女先生出てました
  • 今作は毎年原画スタッフとして参加してる菖蒲隆彦さん居ませんでした。
    キャストにはベテラン声優の三石琴乃さんが居ましたがどのオバケだったのでしょうね。
  • タオルくんと氷の女王を思い出す。
  • 1994年の映画に登場した魔女先生もWikipediaにて存在していましたが。
  • 魔女先生も採用、できますか?
  • 虹のピラミッドを想い出す。

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商品情報

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声の出演

再放送

  • 2023-06-23(TV放送前編)
  • 2023-06-30(TV放送後編)